角度を持たせて2方向から画像を撮影し、三次元位置の計算を行います。

エンジンルームの計測例

橋梁の計測例

穴位置の計測例

穴を抽出し、その穴の既知の座標を使って校正することができます。
これまでは、主にフラッシュ光を反射するターゲットを取り付けたプレートを測定対象物と一緒に撮影して校正を行っていましたが、この機能により既知の座標がある穴を使って校正することができるようになります。

ズームレンズを用いた計測

撮影が遠距離の場合、ズームレンズを用いて撮影した画像を使用することによって高精度の計測が可能です。撮影は通常の単焦点レンズと同じように撮影しますが、ズームの位置(焦点距離)は固定して撮影します。以下のサンプルの計測でも高精度の結果が得られました。

カメラ:NikonD80 1000万画素
レンズ:AF-S NIKKOR 18-55mm
撮影時の焦点距離:55mm

計測結果(単位:mm)

計測箇所1 基準値との差 計測箇所2 基準値との差
1回目 1998.13 -0.74 1332.05 -0.19
2回目 1998.07 -0.80 1332.36 0.11
3回目 1998.42 -0.45 1332.56 0.32
4回目 1998.74 -0.12 1331.89 -0.35
5回目 1998.82 -0.05 1331.86 -0.38

基準点について

フォトカルクでは4つの基準点が必要ですが、通常400mmピッチに点が配置されているプレートを使います。 今回はターゲットを認識し易くするために、下の図のようにより大きい範囲の基準を使用しました。 基準点の算出は近距離で撮影した画像を使い、フォトカルクツービューにて算出しています。

計測箇所の基準長さの計測

計測値と比べるための基準とする長さは近距離で撮影した画像を用いて計測しました。精度参考のために、高精度に長さのわかっているスケールバー(1114.80mm)も計測しています。

基準長さ計測値
計測箇所1 : 1998.87mm
計測箇所2 : 1332.25mm
スケールバー : 1114.86mm (誤差 : 0.06mm)

スケールバーは、基準長さとする計測箇所1、2が、精度良く測定されているかどうか を確かめるために用いられています。 計測結果の表は、この基準長さと50mの距離で撮影した画像を使って算出した値とを比較しています。