PhotoCalc TwoViewGPSは、高精度RTK-GNSSと写真計測を組み合わせた革新的な計測ソリューションです。
従来のGPS計測にありがちな精度不足の不安を、RTK技術により最大数ミリレベルまで解消。広範囲かつ高精度な計測を、これまでにない手軽さで実現します。

 

<特長>

  • 広範囲・死角なしの計測
    反対側や障害物越しでも、同一座標系で一体として計測可能。
    計測範囲が広くても、座標繋ぎ作業は不要です。

 

  • シンプルな操作フロー
    1. 計測範囲周囲4か所に基準マーカーを設置
    2. RTK-GNSSで基準マーカー位置を高精度計測
    3. PhotoCalc TwoViewで写真計測を実行
      基準マーカーは任意の位置へ移動可能で、座標系は自動的に統一されます。

 

  • 一貫した高精度
    計測誤差はカメラ性能や撮影条件によりますが、レーザー距離計と同じ位の精度で計測できます。
    計測距離が長くなっても精度は変わらず、距離が伸びるほど相対的な価値が向上します。

 

従来との違い

これまでの測量では、範囲拡大時に座標繋ぎが必要となり、精度劣化と作業負担が避けられませんでした。
PhotoCalc TwoViewGPSは、RTK-GNSSと独自の写真計測技術により、この課題を完全に解消します。

 

 

4つのマーカーを基準点としてGPS座標を取得し、その座標系で建物の一方の面にある P1 の位置を計測します。

その後、建物の反対側に回り、基準点を適当な位置に移動させ、GPSで移動した基準点の位置を計測しその座標で、同じようにして P2 の位置を計測します。

同じGPS座標系を基準にしているため、別々の場所・タイミングで計測した P1P2 を、同一の座標系で扱うことができます。
これにより、P1とP2の距離位置関係を正確に算出することが可能です。

RTK-GNSS定点観測システム

ミリ単位の移動をリアルタイムで把握、遠隔から安心を見守ります。

私たちのRTK-GNSS定点観測システムは、工事現場やインフラ施設に設置した高精度GNSS受信機からのデータを常時サーバーに送信し、わずかな移動量までリアルタイムに解析・可視化します。

また別途写真計測やレーザー距離計を使用した補正手法を用いる事で、より高精度の計測が可能になります。

特長

  • 高精度
    RTK補正により、ミリ単位の変位を検出。構造物や地盤の動きを確実に把握できます。
  • 遠隔監視
    観測データは自動でサーバーに集約。オフィスからでもインターネット経由で最新のグラフを確認可能です。

活用シーン

  • 建物・橋梁など大型構造物の変位監視
  • 建設工事現場での地盤沈下や傾斜の検知
  • 河川・斜面など自然環境のモニタリング

💡 現場のわずかな変化も見逃さず、遠隔から安心をお届けします。