計測には特別な機器が必要だと思っていませんか?
写真計測ソフト「PhotoCalc+」なら、
レーザースキャナーも校正プレートも必要ないんです!
PhotoCalc+って何?
PhotoCalc+は、弊社のソフトウェア【iWitnessPRO】と【TwoView】を組み合わせ、従来の写真計測ソフトよりも格段に利便性を向上させた新製品になります。
大きな特長は3つ。
- ターゲット不要の画期的な写真計測システム
- 写真を撮るだけでカメラ位置を計算し、点群データ、メッシュデータを出力
- カメラ位置情報をTwoViewに取り込み、距離計測、作図
弊社製品【iWitnessPRO】は、3D点群の作成を画像だけで行えるようにした写真計測ソフトです。従来のようにレーザースキャナーは必要なく、ドローンなどで撮影した多くの画像から、3D点群を作成して立体メッシュを作成します。
同じく弊社製品【TwoView】は、2枚の写真から3D計測を行うものですが、測定範囲が限定されることと、校正プレートを毎回画像に取り込む必要がある、というウィークポイントがありました。
この点を解決すべく、【PhotoCalc+】では、【iWitnessPRO】で自動計算したカメラ情報を【TwoView】に読み込むことで、校正プレートなしの計測を可能にしました。
PhotoCalc+の使い方
手順1)写真撮影
角度を変えて、3枚以上の写真を撮影します。
撮影画像は、オーバーラップするようにします。
枚数が多ければ、そのぶん測定精度は上がりますが、手順2の計算に時間がかかります。
手順2)カメラ位置情報の計算(iWitnessPROによる処理)
撮影した画像をiWitnessPROに読み込んで自動計算させると、カメラ位置の情報が得られます。
また、引き続き処理を実行することで、点群やポリゴンも自動生成されます。
手順3)3D計測(TwoViewによる処理)
撮影画像2枚と、手順2で出力したカメラ位置情報をTwoViewで読み込むと、すぐに計測を開始できます。
TwoViewにおけるキャリブレーションの手間が省けるので、非常に便利です。
なによりもお伝えしたいのは、広範囲の計測を精度よく行えるということ。きっと、使ってご納得いただけると思います。
PhotoCalc+で作られるもの
- 点群データ
数枚の写真からカメラ位置を自動計算し3D点群を作成できます。
作成された点群は、3Dビューアで見て寸法などが測れます。
- メッシュデータ
点群からメッシュを作成し3Dモデルを作ることができます。
3Dメッシュの作成には少し時間がかかりますが、3Dモデルが出来ますので、地形断面の作成や解析なども行うことが可能です。
- CADデータ
TwoViewの機能でCADデータを作成できます。
- 計測結果
もちろん、3次元座標値の計測ができます。